
2012年1月21日〜22日に福島県南相馬「なかよし保育園」の子どもたちが描いてくれた絵と今回のイベント報告の「ありがとう」展をいたします。お近くまで立寄の方は是非!
詳しくはコチラ
よつば保育園 近藤先生からのご挨拶
3.11の大震災後から、あと1ヵ月で早一年が経とうとしています。
が、ここ福島県南相馬については、未だに“陸の孤島”と言われざるを得ない状況が続いています。
小学生の約5割、乳幼児においては約7割方が未だに避難したまま戻ってきません。
当然のことながら、その母親も避難したままです。
つまり、父親は南相馬で働きながら家族のいない家に住み、母と子は避難先に分かれて住んでいるケースが非常に多いのです。
もちろん、戻らない大きな理由は「放射能」の恐怖ですが、それだけではありません。
福島市や郡山市の放射線量は、南相馬市の倍以上もあります。
しかしながら、未だ多くの家族は避難せず、比較的穏やかに生活している状況です。
これは、やはり生活環境が整っていること、即ち子育てし易い街に住んでいることが優先されていることを示しています。
小児科医療や夜間救急医療、また、遊戯施設があることや、文化・高校までの教育の道筋など、やはり便利な場所に避難した母子は、なかなか戻ろうとはしません。
それにより、南相馬市の現地での職場環境についても1人当たりの肩にかかる仕事量が多くなり、だいぶ疲弊してきています。
それでも、現地に残っている人々は必死になって生きています。子育てしています。
子どもたちも、笑顔が溢れ、元気いっぱいです。
明るい未来のために大人は、この南相馬の復興を目指して動いています。
除染も、保育園だけでなく、園児宅も進めています。
なかなか時間はかかりますが、一歩一歩確実に進めていこうとしています。
そのためにも、県外に住んでいる方々に、現地の状況を正しく理解し、そしてご支援頂きたいのです。
ご支援とは、物的支援・人的支援、そして心的支援。
まだまだ長く険しいこの道のり…を遠くからでも応援し続けていただくことが何よりの支援なのです。
まだこれからが本当の試練の始まりなのですから。
よつば保育園
近藤ヨシユキ